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ARCHITECTURE / Private House

TMH/0212 下丸子の住宅

 

高円寺の住宅 外観

 

高円寺の住宅 中庭

DATA    
建設地 東京都大田区
敷地面積 111.53㎡(33.7坪)
2階床面積 44.82㎡
1階床面積 66.69㎡
延床面積 111.51㎡(33.7坪)
構造・規模 木造地上2階建
用 途 専用住宅
家族構成 夫婦+子供
統括・意匠

川崎修一+竹下久子:

    川崎建築計画事務所

構造設計

稲見賢:

   稲見構造設計事務所

設備設計

星尾智之+間宮浩司:

   星野建築設備設計

施 工 凰鷹
家 具 土肥房義:AIDEC
写 真

木田勝久:FOTOTECA

価格帯

坪単価85万円台

練馬の住宅 写真

 

練馬の住宅 写真

 

■この住宅は大田区下丸子に建つ木造在来工法2階建ての住宅です。
■家族構成は夫婦+娘+犬+猫。建蔽率いっぱいの建築面積をもつボリュームに対して、必要な諸室の空間を確保し、残りは引き算で削除していった結果、リビングを中心とした大きな吹き抜け空間が完成しました。
■敷地南側には5階建てのマンションがあり、従前の住宅は日照条件が非常に悪く、クライアントの要望は唯一点、日当たりの良い家という要望でした。敷地は南北に長く前面のマンションの影、視線を考慮し、採光は吹き抜けを利用し、天窓から取り入れる計画としました。また、近所付き合いが良好で、来客が多い施主の生活スタイルをサポートするため、友人知人が気楽に立ち寄れる雰囲気を造り出すことを心がけ、アプローチから、土間玄関、リビング、客間と直線に結び、家全体が来客を迎え入れるゾーニングとしました。ただし、各空間は引き戸で仕切れる構造とし、様々なレイヤーによって空間のバリエーションを楽しめるように計画してています。
■外観は木製目隠しをアクセントにました。外に対して開きがちな傾向にある都市住宅のムーブメントに対して、大半を閉じ、少しの生活の木漏れ陽を外に対して発し、また、都会の込み入った住空間において、多少でも積極的に外部空間との連続性を導ています。
■床暖房を計画する場合、床材の選定に悩まされます。床暖房対応とうたわれる既製品からのチョイスが普通ですが、選択肢が少ないので今回は比較的乾燥収縮の小さなカリンの無垢材をベンガラと柿渋で染色し、オリジナルの床材を製作し使用しました。一冬越して調査した結果、大きいところで1.5mm程度の収縮がありましたが、施主はその収縮も「木が生きている証拠」と気に入っている様子です。
■土間部分は土間の蓄熱効果も期待した床暖房を計画しています。2時間~3時間の運転後は放熱効果により、運転を止めた後でも柔らかい暖房効果が持続します。